Eclipseのデバッグ機能
デバッグ機能
デバッグ機能は、eclipseで最も利用頻度が高く、便利な機能の一つです。プログラムの誤りを「バグ」と言い、バグを取り除く作業を「デバッグ」と言います。
Eclipseのデバッグ機能を使うと、プログラムを1行ずつ実行したり、変数の値を確認しながら動作を追うことができます。バグの原因を見つけるのに非常に役立ちます。
ブレークポイントの設置と、デバッグ機能の利用
ブレークポイントの設置
プログラムを任意の場所で停止させるために、ブレークポイントを設置します。プログラムの停止したい行の左側をクリックすると、青い丸が表示されます。
図D-1:ブレークポイントの設定
デバッグ開始
デバッグ実行は通常の実行方法とは違う方法で行います。メニューの「実行」から「デバッグ」を選択するか、デバッグボタンをクリックして開始します。
図D-2:デバッグの開始
デバッグパースペクティブに切り替えるには、メニューから「ウィンドウ」→「パースペクティブ」→「パースペクティブを開く」→「デバッグ」を選択します。または、ツールバーの右上にあるパースペクティブ切り替えボタンから「デバッグ」を選択することもできます。
デバッグ(
)ボタンを押すと、デバッグが開始されます。
すると以下のボタン(図D-3)が現れます。
図D-3:デバッグ操作ボタン
デバッグ作業
デバッグモードに切り替わると、プログラムはブレークポイントの位置で一時停止します。
図D-4:複数のブレークポイントの設定
複数のブレークポイントを設定している場合、再開ボタン(
)を押すと、次のブレークポイントまでジャンプして実行することができます。
一行ごとの実行(ステップオーバー)
ステップオーバー(
)は、1行ずつプログラムを実行する機能です。メソッドの呼び出しがある場合も、メソッドの内部には入らず、1行として実行します。
図D-5:ステップオーバーの実行
メソッドの中の処理へ入る(ステップイン)
ステップイン(
)は、メソッドの呼び出し行でそのメソッドの内部に入って処理を追う機能です。ボタンをクリックすると、呼び出されたメソッドの中に入り、1行ずつ実行できます。
図D-6:ステップインの実行
メソッドの中の処理から出る(ステップリターン)
ステップリターン(
)は、現在実行中のメソッドの処理を終了し、そのメソッドを呼び出した行に戻る機能です。ボタンをクリックすると、メソッドの残りの処理をすべて実行して呼び出し元に戻ります。
図D-7:ステップアウトの実行
デバッグを途中で終えるには、デバッグの終了ボタン(
)を押してください。