Javaのリテラル
リテラル
変数に代入するなど、プログラムに直接記述された数値や文字・文字列などといったデータそのの事をリテラルといいます。Javaのリテラルには、以下のようなものがあります。
| リテラルの分類 | 記入例 | 備考 |
|---|---|---|
| 整数リテラル | 2,2L(long型),02(8進数),0x2(16進数),0b10(2進数) | 2進数が扱えるのは、Java7.0以降 |
| 浮動小数リテラル | 1.23,1.23F(float型),1.23D(double型),1.23e4(4乗) | |
| 文字リテラル | 'A'(char型) | 'で囲まれた値が1文字をあらわす |
| 文字列リテラル | "ABC"(String型) | "で囲まれた値が複数文字をあらわす |
| 論理値リテラル | true/false(boolean型) | 真(true)と偽(false)からなる |
| 空リテラル | null(boolean型) | データがないことを表す |
エスケープシーケンス
文字リテラルには、任意の1文字だけでなく、16進形式のUnicodeを表現するエスケープシーケンスがあります。エスケープシーケンスは、文字や記号を通常とは違うように解釈させるものです。記述方法は対象の文字の前に「¥」を付け加えるだけです。
| 種類 | 意味 |
|---|---|
| ¥u | unicodeの文字を表す。uの後にunicodeの文字コードを16進形式で「u××××」のように記述。 |
| ¥n | 改行を表す。LF(LineFeed)とも言う。 |
| ¥r | CR(Carriage Return)。LFとセットで用いる。 |
| ¥t | タブ |
| ¥" | ダブルクオーテーション |
| ¥' | シングルクオーテーション |
| ¥¥ | ¥マーク |
Javaの識別子
識別子
識別子とは、クラス名、メソッド名、変数名などに任意の文字列で指定できる名前のことです。たとえば、数字を入れる変数名をにnumと付けたりすることができます。ただ、なんでも許されるわけではなく、識別子を決める規則があります。識別子には、以下のようなルールがあります。
識別子の規則- 使用できる文字は「英字」「$」「_」「数字」。ただし、先頭に数字を指定することはできない。
- 予約語(キーワード)とリテラル“true”“false”“null”は使用できない。
- 大文字と小文字は区別される。
また、識別子には、推奨される書式というものがあります。基本的には以下のような記述をするようにしましょう。
推奨される識別子| 種類 | 推奨される書式 |
|---|---|
| クラス名 | 単語の先頭文字をアルファベットの大文字で記述し、他は小文字で記述する。複数の単語を使う場合も同様。 記入例:Sample |
| メソッド名 | 原則的に小文字で記述する。ただし複数単語からなるメソッド名は後に続く単語の先頭文字は大文字にする。 記入例:get,getData |
| 変数名 | メソッド名と同じ |
| final変数名 | 全てアルファベット大文字で記述する。ただし、複数の単語を使う場合は単語間に「_」(アンダーバー)を記入する。 記入例:PI,MAX_NUM |
キーワード
なお、Javaで用いるキーワードは以下の通りです。前述の通り、Javaではこれらは変数名やクラス名に使うことはできません。
| 予約語 | 補足 |
|---|---|
| abstract | 抽象修飾子として定義済み |
| assert | アサーション句で使用(J2SE1.4以降追加) |
| boolean | プリミティブ型(基本的な型)として定義済み |
| break | ループを抜けるブレイク時に使用 |
| byte | 型として定義済み |
| case | switch句で使用 |
| catch | try~catch~finally句で使用 |
| char | 型として定義済み |
| class | クラス定義で使用 |
| const | Javaの構文等では使われていないが予約語である。 |
| continue | continue文で使用 |
| default | switch句で使用 |
| do | do~while句で使用 |
| double | 型として定義済み |
| else | if~else句で使用 |
| enum | 列挙型を表す(J2SE5.0以降追加) |
| extends | 継承(extends)句として使用 |
| final | final修飾子として定義済み |
| finally | try~catch~finally句で使用 |
| float | 型として定義済み |
| for | for句で使用 |
| goto | Javaの構文等では使われていないが予約語である。 |
| if | if~else句で使用 |
| implements | implements句で使用 |
| import | import句で使用 |
| instanceof | instanceof演算子として使用 |
| int | 型として定義済み |
| interface | 実装(interface)句で使用 |
| long | 型として定義済み |
| native | native修飾子として定義済み |
| new | new句で使用 |
| package | package句で使用 |
| private | アクセス修飾子として定義済み |
| protected | アクセス修飾子として定義済み |
| public | アクセス修飾子として定義済み |
| return | return句で使用 |
| short | 型として定義済み |
| static | static修飾子として定義済み |
| strictfp | strictfp修飾子として定義済み |
| super | super句で使用 |
| switch | switch句で使用 |
| synchronized | synchronized修飾子として定義済み |
| this | this句で使用 |
| throw | 例外のthrow句で使用 |
| throws | 例外のthrows句で使用 |
| transient | transient修飾子として定義済み |
| try | try~catch~finally句で使用 |
| void | 戻り値が無いという意味で使用 |
| volatile | volatile修飾子として定義済み |
| while | while句で使用 |









