コマンドラインでのJavaの実行

javacコマンドでコンパイルし、javaコマンドで実行する手順を解説します。

コマンドラインでのJavaの実行

JDKのインストール確認

コマンドラインでJavaを実行するには、JDK(Java Development Kit)がインストールされている必要があります。コマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(Mac/Linux)を開き、以下のコマンドを入力して確認してください。

コマンド
javac -version
実行結果例
javac 17.0.x

バージョンが表示されればJDKは正しくインストールされています。javacが見つからない場合は、JDKをインストールし、環境変数PATHにJDKのbinフォルダのパスを追加してください。

ソースファイルの作成

テキストエディタを使って、Javaのソースファイルを作成します。ファイル名はクラス名と同じ名前にし、拡張子を.javaとします。

例として、HelloWorld.javaというファイルを作成します。

HelloWorld.java
public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}

コンパイル(javacコマンド)

ソースファイルを保存したフォルダに移動し、javacコマンドでコンパイルします。

コマンド
javac HelloWorld.java

コンパイルが成功すると、同じフォルダにHelloWorld.classというバイトコードファイルが生成されます。エラーメッセージが表示された場合は、ソースコードを確認して修正してください。

実行(javaコマンド)

コンパイルが完了したら、javaコマンドでプログラムを実行します。このとき、拡張子.classは付けずにクラス名だけを指定します。

コマンド
java HelloWorld
実行結果
Hello, World!

パッケージを使う場合

このサイトのサンプルプログラムのように、package宣言があるソースファイルをコンパイル・実行するには少し手順が異なります。

例として、day1パッケージのSample101.javaを作成する場合を説明します。

フォルダ構成
作業フォルダ/
└── day1/
    └── Sample101.java
day1/Sample101.java
package day1;

public class Sample101 {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}

コンパイル

作業フォルダday1フォルダの親フォルダ)に移動してから、以下のようにコンパイルします。

コマンド
javac day1/Sample101.java

Windowsのコマンドプロンプトでは、パスの区切り文字に\(バックスラッシュ)を使います。

コマンド(Windows)
javac day1\Sample101.java

実行

実行時は作業フォルダから、パッケージ名を含めたクラス名(パッケージ名.クラス名)を指定します。

コマンド
java day1.Sample101
実行結果
Hello, World!

文字コードの指定(Windowsの場合)

Windowsのコマンドプロンプトでは、日本語を含むプログラムをコンパイル・実行するときに文字化けが発生する場合があります。その場合は、以下のように文字コードを指定してください。

コマンド
javac -encoding UTF-8 HelloWorld.java

また、コマンドプロンプトの文字コードをUTF-8に変更するには、以下のコマンドを実行します。

コマンド
chcp 65001